平安名と書いて
「へんな」と読みます。
初めまして。
夏はパイン、
冬はゴーヤ、ピーマン、かぼちゃなどの
野菜を出荷しています。
私たちがつくっている
パインや野菜のほとんどは
農協を通さず出荷しています。
理由はいくつかあります。
パインに関して言えば熟度です。
パインはバナナなどと違って
追熟しない果物なので、
完熟直前での収穫を基本としています。
二年かけて育てたパインを
一番美味しい状態で食べてもらいたいので、
収穫のタイミングだけは
誰にも指示されたくないんです。
![石垣島パイナップル通販の有限会社平安名](//ishigaki-henna.com/img/ANA CARGO ISHIGAKI_112.jpg)
今と昔
私の父の時代は、
加工用(缶詰用)のパインを栽培していました。
シロップ漬けにするため、
味よりも大きさ重視のパインを
育てていたように思います。
しかし、1971年に冷凍パイナップル、
1990年に缶詰パイナップルの輸入が
自由化されたことで大きな打撃を受け、
石垣島のパイン産業は下降の一途をたどりました。
そんな状況を知り、
東京で働いていた私は石垣島に戻り、
父の後を追ってパイン作りの道を歩み始めました。
酸性の赤土という限られた土地を好み、
収穫するまでに2年もかかるパインは、
それだけでも生産が大変な作物です。
年中暑い石垣島では、
雑草の伸び方も半端ではありません。
地道な努力を続けつつ、
加工用ではなく、生食用のさまざまな品種の
栽培に挑戦し続け、現在に至ります。
![石垣島パイナップル通販の有限会社平安名](//ishigaki-henna.com/img/ANA CARGO ISHIGAKI_329.jpg)
栽培のこだわり
(パイン)
かつて加工用のものでは、
肥料を多く与えてサイズを大きくすることに
重きが置かれていましたが、
生食用のものは、二年の栽培期間の内、
最後の一年は肥料を与えないことで
ぐっと味を高めます。
そして、
雨が降ったりやんだりとが適度にあると、
一番おいしく仕上がるんです。
![石垣島パイナップル通販の有限会社平安名](//ishigaki-henna.com/img/ANA CARGO ISHIGAKI_264.jpg)
どんな農場?
私たちは栽培から出荷までの一連の作業を
すべて自分たちの手で行います。
そのため、
一年を通して暇な時期はありません。
でも大丈夫。
好きでやってますから!
メインはパインですが、
冬場につくる野菜にもこだわっています。
食べる人に美味しいと
言ってもらいたいからです。
楽しみにしてくれている
お客様の期待を裏切らない
「安心・安全」で
「美味しい」
パイン・野菜をご提供します。
![石垣島パイナップル通販の有限会社平安名](//ishigaki-henna.com/img/noujo.jpg)
ASIA GAP
認証農場
私を含め六名の農家で
「石垣島パイン生果組合名蔵」という
組合を立ち上げています。
組合員のうち、
伊志嶺敏彦さんと廣田和男さんと一緒に
2018年4月、
ASIA GAP認証を取得しました。
パインでこのASIA GAP認証を
最初に取得したのは私たちだと思います。
聞き慣れない言葉だと思いますが、
簡単に説明すると
「食品安全の確保」
「環境保全」
「労働安全・労務管理」等を
適切に行っていることの証です。
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